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ベトナムを中心とするアセアン(ASEAN)諸国に関する情報ページ。あと、時々書評とか。

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ベトナム進出日系企業の様子:「在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査」より⑩

ベトナム進出日系企業の様子を「在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査」を元に眺める、第5段「経営上の問題点」です。本当は1回で全てをまとめようと思いましたが、文章が長くなりすぎたので全7回にわけることにしました。

今回は「経営上の問題点」のうち、「貿易制度面の問題」です。

ということで、以下のように当該シリーズの目次が変更になりました。

【シリーズ目次】
1.調査の概要と結果
2.営業利益見通し
3.今後の事業展開
4.現地市場開拓への取り組み
5.経営上の問題点
・5-1:ベトナムの課題(全体)
・5―2:販売営業面での問題点
・5-3:財務・金融・為替面での問題点
・5-4:雇用・労働面での問題
・5-5:貿易制度面での問題点
・5-6:生産面での問題点
・5-7:経営の現地化をするにあたっての問題点
6.原材料・部品の調達
7.輸出入の状況
8.賃金

貿易制度面での問題点:通関手続きが煩雑、通関に時間を有する、通達・規則内容の周知徹底が不十分

貿易面での問題点として指摘されているのは以下の点です。
【貿易制度面での問題点】

1位:通関等諸手続きが煩雑(60.4%)
2位:通関に時間を要する(43.9%)
3位:通達・規則内容の周知徹底が不十分(42.5%)


上記、1位の回答率が60.9%という数字は今回の調査対象国・地域の中で最高数値となります。他国では「特に問題はない」という回答が1位となり「60%」台の回答を得ています。具体的問題点の指摘がある中でこの回答率の高さは非常に高い数値となります。ベトナムと同様の国々は50%台前半の回答率として、手続の煩雑性(ミャンマー)や手続に時間がかかる(インド)、手続の周知徹底不足(インドネシア)があります。

一方、この貿易・通関問題については以前より「改善された」として国連の「DOING BUSINESS」(http://www.doingbusiness.org/)では評価を受けている部分です。以前はどれだけ酷かったのか…。今後の改善を期待するのみです。

この貿易面での問題点を指摘する声は枚挙にいとまがありません。「通関に1カ月以上待たされた」、「通関には袖の下が常識」、「モノが盗まれている」等

本来、国土の半分が海に面し、海洋貿易においては地理的アドバンテージが非常にある国です。また最近では東西回廊、南北回廊や南部回廊といったインドシナ半島全体に通じる国際物流ルートも整備され始め、その恩恵を一番受けられる地理的優位性を有している国がベトナムかと思います。

しかし制度面と運用面がついてこない…。

実質的な資本主義経済体制に移行したのがドイモイを掲げた1986年であり、WTOに加盟したのが2006年です。まだ、体制整備に時間が必要なのかもしれません。

ところで、日本は港湾整備にいくらのODAを投入したのだろう…。インフラプロジェクトと人材育成支援に少なくとも数千億円を投入しているはずです。何かメリットあったのかな…。
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テーマ : ベトナム    ジャンル : 海外情報


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プロフィール

tnaru

Author:tnaru
30代 男
ベトナム在住。ベンチャー企業で働いてます。
将来はベトナムを中心としたASEAN諸国で何かしたいと思っています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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