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ベトナムを中心とするアセアン(ASEAN)諸国に関する情報ページ。あと、時々書評とか。

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【ASEAN】市場経済政策への移行

ASEAN諸国は社会主義経済政策から市場経済へ移行をしています。今回は各国の経済政策への移行期をまとめてみました。

各国の市場経済化への移行一覧
 中 国ミャンマーラオスカンボジアベトナム
実施年1992年1988年1986年1993年1986年
経済政策名社会主義市場経済特になし。
「ビルマ式社会主義の放棄」
チンタナカーン・マイ(新思考政策)特になし。
「カンボジア総選挙の実施」
ドイモイ(刷新)
備考中国共産党14回大会
(南巡講和)
国家法秩序回復評議会(SLORC)
クーデター後
ラオス人民革命党カンボジア総選挙の実施ベトナム共産党第6回大会

上記をみるとわかりますが、ラオスとベトナムが社会主義から市場経済化へまず移行を試み、以後ミャンマーや中国がその後に実施しています。1980年代といえば、まだAEAN各国は戦争に近い緊張関係がありました。1988年のタイ首相のチャタイ氏が「インドシナを戦場から市場へと自身の首相就任演説で呼びかけたことが象徴的かもしれません。1991年のパリ和平協定でカンボジアの和平が実現したことから、「戦場から市場化」へやっと機運がたかまりました。

ところで、ミャンマー、ラオス、ベトナムの当時の指導者に先見の明があったのか、早走り過ぎたのか迷う所です。そして、これら3カ国が同時期に始めた市場経済化への移行も、それぞれの国により「経済発展」の点で結果が異なるのもの興味深い所です。

軍事クーデター政権が実施したミャンマーの市場経済化はイマイチ機能していないようです。ラオスも山岳地帯や内陸国であるためか、今一歩でしょう。最近ではアメリカ系資本が最も注目する投資先としているそうですが、まだその結果は未知数です。とこで、ベトナムは…。3カ国の中では比較的順調に経済発展を遂げていますが、その成果が見え始めたのはここ数年かもしれません。途中で頓挫しないことを祈ります。

それにしても、中国の「したたかさ」というべきか、「うまさ」が光ります。一番遅れて市場経済化を実施したはずなのに、移行後は一気に経済発展に突っ走ります。13億人をここまで先導できる中国政府は、恐るべき存在です。もしくは、市場経済は「ある一定の規模」を有している国や地域に最も効果を発揮するのでしょうか…。

ところで、カンボジア。これからです。同国の輸出入関税の低さなどから、同国が最も市場経済化政策が実施されていると見ることもできますが、単に制度が整備されていないだけなのかもしれません。

今後、これらの国々がどうなっていくか、物凄く楽しみです。そして、この激動にベトナムを中心にドップリと浸かってやろうと思っています。
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テーマ : ベトナム    ジャンル : 海外情報


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プロフィール

tnaru

Author:tnaru
30代 男
ベトナム在住。ベンチャー企業で働いてます。
将来はベトナムを中心としたASEAN諸国で何かしたいと思っています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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